点と愛
拙くて、きっと論点なんてものは
いつの間にかふわ~っと消えてしまうけれど、
せっかくだし、
振り返ってみようと思います。
" 平成 "
りるはが産まれて、生きてきた時代。
長い目で見れば、ひとつの時代なんて
ながーーくある線の中の、点なんだって
どこかで聞いたことがある気がします。
ひとつの時代が点なんだったら、
りるはが産まれたとき、
いっとさんが産まれたとき、
いっとさんと出会ったとき、
辛かったとき、悲しかったとき、
楽しかったとき、嬉しかったときなんて
粒子レベルって事です。
点にだって各々大小はあります。
自分の中でのひとつのおっきな点は、
いっとさんに出会えたこと。
いっとさんに出会った、っていうより
いっとさんを見つけた、の方がきっと
現実に近いかもしれませんが、
"出会った"って表現をさせてください。
いっとさんに出会って、知らなかったこと、
知らなかった世界に出会いました。
大体すべてのことに首をつっこみ、
大体すべてのことに愛を憶えました。
「愛を憶える」なんて
とても痛々しいことを言っていますが、
りるはが生きた
平成約半分の期間をまとめて
シールを貼って整理するなら
りるははきっとそのシールに
愛って書くと思います。
ありがちだな~とは思います。自分でも。
びっくりしちゃうくらい。
でもでも、この字を選ぶときに、ふと、
小学生の時のことを思い出したんですね。
学校から意味調べの宿題が出されて、
その中に「愛」があったんです。
今考えてみると、そんな哲学的なことを
聞くのか……なんて思ってしまいますが、
当時の私はしっかりばっちりググりました。
愛って、その対象をかけがえの無いもの
として、それに惹き付けられることを
言うらしいんです。
正直、よくわかりませんでした。
意味を調べてるのに、
ずいぶん抽象的なことを言うんだな。
そんなふうに思いました。
でも、今ならもうわかるような気がします。
いっとに抱いている感情こそが
きっとそれなのかなって。
(痛いなって思わないで)
いっとさんはわたしにとって
かけがえのない人だから、
突然いなくなるなんて考えられないし、
いっとさんに日々惹き付けられているから、
だいすきってきもちが毎日膨らんで、
そこから逃げられない
りるははここに存在していていますし、
アーティストとして多忙な日々を
過ごしているいっとさんも、
ここに存在しています。
でもきっと、今いっとさんが
存在しているってことも、点です。
どこかの神様みたいにおっきなひとが、
この時代の流れを暇だな~って見ていて、
鼻がムズムズして途中でくしゃみをして、
この点が飛んでいってふんずけられて
みんなの記憶からなくなってしまったら
誰にも気づかれないかもしれない。
それでもりるはは記憶のどこかで、
あんな人がいたような、、
あんなことがあったような、、って
おぼえていたいな~~って思うのです。
一体これはなんの話だろうか……
いっとさんに出会ってから、
色々なことを考えるようになって、
考えがあっちこっちに
行ってしまうようになりました。
こんな自分もちょっと好きです。
りるはは自分のことを
どうも好きになれないのですが、
いっとさんのことを好きな自分は
だいすきです。
自分を愛することを
教えてくれたのもいっとさんです。
それから、いっとさんのおかげで
たくさんの素敵なおともだちが出来ました。
いっとさんと同じくらい、
かけがえのない存在で、
日々、惹かれています。
次の点も、
いっとさんと、素敵なおともだちと。
大事に大事に打ちたいな。